せをはやみ

小さな名探偵を愛し、花と少女を描いて生きています。

【感想】名探偵コナンエピソードONE 小さくなった名探偵【前編】

こんにちは。からすまみいこです。

2020年9月11日、金曜ロードショーで放送された、

名探偵コナン エピソードONE 小さくなった名探偵」

観ました!!!!!!!!

 

この作品は、4年前に初放送されていて、名探偵コナンの第1話「ジェットコースター殺人事件」のリメイク作品となっています。

で、金ローで再放送されたというわけなのですが。

 

めっっっっちゃ最高なのです!!!!!!!!!!!

 

見りゃわかるのですが、本当に本当に最高で最高なんですよね~~~

青山先生完全監修っていうのだけでも信頼が厚くなるのに、アニメスタッフ様があまりにもガチガチのガチすぎて……

山本さんと柏原さんの脚本に、総作画監督が、劇場版のコナンも担当されている須藤さん。

めっちゃ整った安定感のある作画で、昔のお話をリメイクしてくださっています。

 

そんな神作品なのですが、そんな素晴らしい作品ならば、今回はその感想を書かなければならんだろうという使命感のもと、みて思ったことをつらつら述べていきます。

ちなみに、この作品を見ている時はだいぶ感情が爆発してしまったので、途中で頭おかしくなるかもしれませんが、そんなときはソッと見逃してください。

 

~おしながき~

 初めて目次作ってみました!でも別に章に分けるほどの文章じゃないです(笑)

 

アニメ放送20周年記念作品 ~ファンのための構成~

この作品は、アニメの20周年記念として作られたお話なんでしたね。

初めてこの作品を見たときも思いましたが、本当に本当に豪華なのです。

ただ第1話をリメイクした、というものだけでない、工藤新一が身体を小さくされる前のあれこれそれをしっかり描いてくれています。

APTX4869の研究をしているであろう宮野志保。

蘭ちゃんの空手の大会の様子。

工藤新一が小さくなる前の日常ともいえるシーン。

ジンとウォッカがトロピカルランドに来るまでの経緯。

……などなど、その他にも小ネタがたくさん出てきました。

探偵団とか、英理ママの飼い猫とか、工藤夫妻とか、京極さんとか、高木刑事や千葉刑事とか、キャンティとコルンとか。登場キャラクター1人1人にテンションがぶちあがってしまいます。

この作品は、宮野志保で始まり宮野志保でしめるという構成でした。もうバチクソにかっこよかったです。

そんでもって、オープニングに↑THE HIGH-LOWS↓「胸がドキドキ」

挿入歌にZARD運命のルーレット廻してが使われています!!すごい!!!

こんなの想定していなかったし、初見の時はもう「…それが探偵さ…」からの\ジャーン/で叫んでしまいましたね!

当時のものを示唆させる映像もそうですが、なんといってもその新たに描き起こされたその映像!構成!!新一君が蘭ちゃんに出会って共に成長していく姿が、やたら綺麗な作画ですべて描きなおしてくださっています!もうこの時点でアニメスタッフ様がガチガチのガチです。

初見の時の興奮もさることながら、何度もみたはずの金ロー再放送の時ですら半泣きで見てました…(笑)泣くやろこんなん…

このエピワンは工藤新一のお話なんやな…と改めて確認してしまいます。神か…

※このブログの筆者であるみいこさんは、気が狂うほど工藤新一が好きです。

それから、\新一と蘭のトロピカルランドのシーンで「運命のルーレット廻して」を流しましょう!/って提案した人誰です???素晴らしすぎません?????

幸せすぎて気が狂うかと思いました(笑)劇場版コナンの4作目、「瞳の中の暗殺者」での冒頭のシーンが使われていたり、新規で描き起こされていたり…新一君がつまらんことを言って蘭ちゃんの機嫌を損ねて結局トロッピーぬいぐるみ(大)を買ってあげて…ウッ…………(涙を流しながら)

※このブログの筆者であるみいこさんは、新一君と蘭ちゃんを永遠に応援しています。

 

…新一君と蘭ちゃんの話に関してはまた後でしっかり書くので今は保留で(笑)

 

とまあこんな感じで、めっちゃ気合いと熱量のこもった作品なのです。

エンディングもめちゃくちゃ素晴らしい構成なのですが、それも後で書くことにします(笑)

 

 

第1話で語られなかった部分 ~小さくなる前の日常~

この作品は、名探偵コナンの第1話「ジェットコースター殺人事件」のリメイク作品となっています。

なんですが、それ以外の追加部分もめっちゃ追加されていまして…!!

新一君と蘭ちゃんがトロピカルランドに行く以前の部分。蘭ちゃんの携帯を買いに行くのに11時まで寝てた新一君…工藤邸でご飯を作ってくれる蘭ちゃん…

……これがこの2人の日常だったのかと思うと…(にしても夫婦過ぎん?????)

この時のちょっと調子こいてた工藤新一もホント、お前はそうだよなぁ、という感じで……あ、工藤新一に関してはこの後しっかり語らせてもらうのでこの辺にしときます(笑)

 

この作品の冒頭は宮野志保で始まると先ほど書きましたが、彼女のシーンもしびれるほどかっこよかったですねえ。

まだ組織にいたころの冷たい声色にゾクゾクしちゃいました。

灰原哀となって姿を現した彼女ですが、その口で語られていたのみであったことが、あんな素晴らしく映像化されるなんて……つくづくコナンファンは幸せ者です。(しみじみ)

ところで。工藤新一の子供の頃の服がごっそりなくなっていた、というのも名探偵コナンの作中で哀ちゃんが語っていることですが、\新ちゃんのこども服♡/って…………(頭を抱える)有希子ママは新ちゃんのあれこれを全部とっといてありそうですよね…見せてくだs(黙ってろ)

 

まだ「コナン君」と出会う前の探偵団や園子ちゃん。「サッカー上手なお友達がいたら~」とか「デートなんていつでもできる~」とかもうほんと…フラグをおたてになって…(笑)

でも、これが彼らの日常だったんですものね…。

 

しかしまあ、第1話の蘭ちゃんの「空手の都大会に優勝したらトロピカルランドにつれてってくれるってー!!」の一言だけであそこまで話が膨らむなんて誰が想像しましたよ。

まさかその大会まできっちりかかれるなんて…。

都大会での、蘭ちゃんの決勝の対戦相手となった和田陽菜ちゃん。彼女って確か、話そうDAYで名前の登場権を獲得した方のお名前だったんじゃなかったでしたっけ。

いやはやすごいですねえ。こんな神作に名前が載ってしまうとは…。

 

ってか大会前に話を戻してしまうのですが、鈴木邸にやってきた蘭ちゃんと新一君のシーンで出てきた、あの人!

園子ちゃんのお父様やお母様もそうなのですが……「ご、ご主人ーーー!!!」ってなってしまいました(笑)だって、だってこの人、第1話の冒頭に出てきたあの人…!

…私は思ったより元々の第1話も大好きなんだと思います(笑)

 

さて、大会に話を戻すのですが。

園子ちゃんが必死に応援する様子を見ていた京極さん。ちゃーんと描かれていましたね(*´ω`*)いいですねぇ~(*´ω`*)

園子ちゃんは、京極さんと出会う前の初期のころは特に男探しに躍起になっていました。金目当てだったり若い女なら誰でもいいみたいなゴミ男じゃなくて、ちゃんとしっかり園子ちゃんの内面のいいところを見てくれた京極さんに出会えてよかったね(*´ω`*)京園はいいぞ(*´ω`*)

 

…とまあ京極さんの話もさておきまして。

おっちゃんや英理さんも応援に来ているのに、っんとにヤツときたら…(笑)

めちゃくちゃ余談ですが、工藤新一が目暮警部に来てくれって言われるシーンって原作じゃほぼないですよね。二次創作ではやたら見るけど…。なんとなくですが、工藤新一が勝手に首突っ込んでるイメージの方が強くて…(笑)

ですが、めっちゃめっちゃ営業用の声で「すぐそちらに向かいます!」とかいっちゃってこいつは…

って工藤新一の話はあとでするんじゃなかったのか()

 

第1話の神リメイク ~工藤新一が小さくされるまで~

さぁてここからいよいよ第1話「ジェットコースター殺人事件」のリメイクになっていきます!!!!!テンション上がってきましたね!!!!!↑↑↑↑↑

まずは冒頭。銀行の頭取さんが殺されたという事件。「ご主人!あなたです!!」のところです。

ここで注目すべきポイントは…工藤新一の服!!!!!!!

工藤新一の正装だあ~~~~~!!!(目を輝かせながら)

いやね、このスタイルの工藤新一が私は大好きで大好きで……みんなにダサいと言われても、私はこのスタイルのままリメイクしてくださったアニメスタッフ様に全力で感謝しています。

(その前は学校の制服を着ていたので、わざわざ着替えたのかな、とは思うけどw)

 

…という話もまあそうなんですけど、このリメイク作品は元にあった第1話をまるっきり変えてしまおう、というものではないところが素晴らしいのです。

原作であった素晴らしいシーンやお話はそのままに、新たに魅力を肉付けしてあるという印象です。即ち神です。

元々の第1話が素晴らしいものだったので、変な改変とかもなくてですね…。青山先生の完全監修というのもうなずける出来なのです。本当に。

 

「もうネタはあがってんだよ!!」とか、地球儀蹴飛ばして「ゴーーーール!!」とか…ウッウッ……(涙をぬぐいながら)

工藤新一だぁあぁぁぁ(号泣)

工藤新一が工藤新一しててもう最高です寿命が5年延びました()

 

この作品、文句の付け所がまじでないのですが、しいて言うなら…いやホント文句でも何でもない私のわがままなんですけど。

「また君の力を借りてしまったなあ」の目暮警部、新一君の背中をバンバンしてほしかったなあって…あの親戚のおじさん感が好きだったので…(笑)

 

さて、あまり共感されなさそうな話はこの辺にしておきましょうか。(笑)

 

新一君と蘭ちゃんが下校しているであろうシーンもばっちり描かれています。

このシーン、ホントのホントのマジに大好きな工藤新一が詰まっているのですが、この話をここでしだしたらいよいよ終わらんので先に進みましょうね~~

 

トロピカルランドのシーンは、もう新蘭のオンパレードでもうもうもう!!!!!

かわいいが詰まっていました……はあ…(ため息)

ジェットコースターのシーンでは、第1話に出てくる事件関係者がしっかり登場していて…最高かよ…

声優さんも当時の方かと思ったら、さすがに別の方でした。

 

この事件といえば、被害者がとんでもない亡くなり方をするので有名だと思うのですが。その例のシーン、リメイクされてより…エグくなってません?()

どうなるのかな、とは思ってましたが、いやはやいつ見てもすごいっすね…

 

その場面に一緒に居合わせたのが、因縁のジンとウォッカ

この作品では、なぜこの2人がトロピカルランドに来たのかの経緯もしっかり描かれていましたね。

そんでもってまさかキャンティとコルンも来てるなんて!

観覧車に乗りたいコルン(笑)せっかくだから乗っていきなよ(笑)

 

…ってか、ジェットコースターで、スマホなんかいじれるのかな(笑)

 

正直突っ込みどころはまーたくさんあるのですが、ジンとウォッカをかっこいい敵役として描いてくださっているのはうれしかったです。

組織やそのボスはもちろんのことなのですが、やはり工藤新一を小さくした張本人はまさしくジンとウォッカなので。この2人との因縁に、しっかり決着をつけてほしいですね。

で、その体を小さくされるシーン。取引相手の社長さんも従来通りでにっこりしちゃいますね(^о^)まあにっこりできるシーンではないですが…。

薬を飲まされるシーンとかは、なんか妙にリアルさが増していたというか…。

というか、山口勝平さんの演技が神がかっていたというか。

勝平さんが工藤新一を演じてくださっていて、よかったです。本当に。

 

 

 

 

…あのですね、ホントは一つの記事にまとめようかと思ってたんですけど、あまりにも長くなりそうなので、いったん区切ります。ごめん!(笑)

後編では、ちょっと(かなり)工藤新一の話をしつつ、エピワンのラストである、小さくされてから名探偵コナン君の誕生までの話をします。

長文読むのがめんどくさい方は、

エピワン最高!青山剛昌先生、スタッフさん、ありがとうございました!!

ってことだけ伝わればそんでいいです(笑)

 

 

からすまみいこ